ライブ評

昨日はCHAINS@voxhall来てくださった皆さん有り難う（写真はスタジオbigbangの懐かしのYAMAHA B100。80年代のベースアンプは良いのです。やっぱり100〜200w位を４Ωでドライブさせるのが一番）。三回目のVOXHALLでしたが、やっとホール音響を味方に付けることが出来たかなと思います。まぁその分意図的とはいえ若いお客さん達には不親切な選曲だったかも（その証拠に最前列のコ達ほぼ全員寝落ちw）ですが、まぁねぇ...ここら辺は必要悪とおもって割り切ってます。自分達にしか出来ないであろう事を精一杯やって受け入れられないのであれば仕方ない。伝わる人には伝わるであろう事を信じて。てなると、どうしてもルーツ音楽好きとか、ハコの人、対バン、同業者向けになっちゃうんだな。まぁ今に始まった訳じゃないけど。日本人口一億二千万の中で真のロックユーザーは僅か1〜3万人。まずそこにどうやって届けるかがchainsの正否の鍵....なんてメジャー時にマネージャーやディレクターと糞まじめに話しましたが、この比率本当だとしたら昨日の会場には一人も居ない計算になりますorz。頑張らないとね。

ロボピ加藤選手とchains以外は若手のギターポップなバンドでした。数曲ずつ見ましたが皆キッチリしている。なんて言うか、J-POPて１つのジャンルなのかな？と思う位、皆がそう言う同じテイスト。お客さんからするとサウンドの印象が揃ってて対バンとかにも入り易くシャッフルが行われる事を見越しての組み合わせであろう。みんな歌詞とかメロとか程よく切なくて良いんだけれど、少なくとももうちょっとコード進行とかアレンジとか、何かそう言うのに独創性があっても良いじゃないかな？てか、フロントマンに圧倒的な人間力でもない限り、頭もっと使わないとその先が無いんじゃないかな？と思てしまいました。

ライブ終了後、加藤と京都音楽昔話に花が咲き、なんかもう収拾がつかない感じで懐かしいバンドの名前が出まくって（今週の山田太郎→brats on Bとか、東アジアドラゴンリーサンダースとか、ちぇるしぃとか...）なかなか面白かった。
その後はお客さんや大概の出演者も捌けたあとで、若手に説教をしながら火のついていない煙草を何度も灰皿にトントンする土龍氏と、これまた若手に説教をしながら吸ってる煙草の灰を自分の左手に受ける有堀氏...この２人のアツい泥酔トークを聞きながら結局素面で朝までコース。この２人愛し合ってるわw。いやはや、愉しい夜でした。

次回chainsは12/12＠難波ベアーズ。ぱぱぼっくすのイベントにお呼ばれしました。ベアーズはchiansでは初めてになります。お近くの方は是非！

11/29/16：07