ゴルフ vs オンガク
2009年4月14日 音楽 コメント (2)
なーんてタイトル付けたら大抵の人から呆れられるんだろうな〜w。
まぁでもちょっと実は個人的にはまじめな話。
オンガクとスポーツの最大の違いって何でしょね?。自分が思うには、それぞれ「価値」が「数字」で判断され得るものなのかそうでないのかという点。もっと分かり易く言うと、スポーツは勝敗や優劣が数字で客観的にはっきりと判定されるものだけど、オンガクはその優劣がセールスや動員etc.で必ずしも判断出来ない点であると思う(中には数字で判断する人も居るけどね...)。
で、今までオンガクのそういう「割り切れないところ」が自分は好きだった。二十歳の時に参加したベースマガジン主催ラリーグラハムクリニックパーティー、このイベントのワンコーナーとしてスラップトーナメントに出た時に、審査員長を務めるはずであったラリーグラハム氏が、「Everybody is No.1」といい出して、優劣を決める事を拒否した。これこそオンガクの本質だとその時に直感で思ったし学んだ。しかし、これはあくまで高いレベルに有る者同士に存在する認識であり、実世界でそれは「綺麗事」。判断基準が曖昧(主観的)なだけで、オンガクにも純然かつ非情に優劣は存在すると大人になってから気付いたし、且つ、どちらかと言うと、優れすぎたが故に大衆に理解されずマイノリティーに甘んじている人達(※マイノリティ故に本物志向...という思考順路では断じてない点に注意!)に敬意を表する志向が強かったんで、そう言う人達の一助となるべくこの商売を始めたという経緯も事実として有る。
でも、最近、このオンガクの最大の魅力である価値判断の曖昧さにいささか疲れたというか...なんかそういう感情がゴルフにハマった事をきっかけに湧き出て来た。ん〜、逆かもしれない...疲れたからこそ頑張れば確実に結果として報われるゴルフ(=スポーツ)というものにモチベーションがシフトしたのかもしれない。
閑話休題。
今日夕方ニュースを見ていると今年の東大入学式の様子が取材されており、記者に将来の夢を尋ねられたとある東大新入生が「将来の夢はミュージシャンで有名になりたい!」と言って自分の部屋のベッドの上に立ち、無邪気にノリノリでベースを弾いてる様が映し出されて...絶句した。そしてその直後、一視聴者(オレ)にある種の気恥ずかしさ、情けなさを感じさせたその賢いドアホウに対して強烈な殺意を感じたw。ほんまは職業上、前途有る若者がオンガクを志すのを祝福しサポートしていかねばならぬ立場なんだろうけども、なんだろね...コイツには怒りしか湧いて来なかったねw。このセンスと偏差値の必ずしも比例しない感じ、まあそれだけオンガクは寛大だと言えるんですが、そういう本質みたいなものを垣間みて、いや〜な感情を抱いてしまった。
特にオンガクに関しては「なんじゃコレ?」撲滅運動を起こしたい...端的且つデフォルメして言えばこれはマザーシップのライフワークと言っても良い。でも幾ら頑張っても正当な評価と対価を得る事はオンガクの本質(=価値基準)が「曖昧」である以上難しい。日々それとの闘い。今そう言う事に正直少し疲れを感じている。
あ、でも仕事の手を抜くとか言う事じゃありませんよ。それはむしろ逆です。ある種の怒りが内包されてますから、手なんて決して抜けません。ましてや人様の事を手伝ってお金貰うわけですしね。このトピックの問題はあくまで自分自身のスタンス。ちょっとした勇気と創意工夫が必要のようです。
4/14/05:08
まぁでもちょっと実は個人的にはまじめな話。
オンガクとスポーツの最大の違いって何でしょね?。自分が思うには、それぞれ「価値」が「数字」で判断され得るものなのかそうでないのかという点。もっと分かり易く言うと、スポーツは勝敗や優劣が数字で客観的にはっきりと判定されるものだけど、オンガクはその優劣がセールスや動員etc.で必ずしも判断出来ない点であると思う(中には数字で判断する人も居るけどね...)。
で、今までオンガクのそういう「割り切れないところ」が自分は好きだった。二十歳の時に参加したベースマガジン主催ラリーグラハムクリニックパーティー、このイベントのワンコーナーとしてスラップトーナメントに出た時に、審査員長を務めるはずであったラリーグラハム氏が、「Everybody is No.1」といい出して、優劣を決める事を拒否した。これこそオンガクの本質だとその時に直感で思ったし学んだ。しかし、これはあくまで高いレベルに有る者同士に存在する認識であり、実世界でそれは「綺麗事」。判断基準が曖昧(主観的)なだけで、オンガクにも純然かつ非情に優劣は存在すると大人になってから気付いたし、且つ、どちらかと言うと、優れすぎたが故に大衆に理解されずマイノリティーに甘んじている人達(※マイノリティ故に本物志向...という思考順路では断じてない点に注意!)に敬意を表する志向が強かったんで、そう言う人達の一助となるべくこの商売を始めたという経緯も事実として有る。
でも、最近、このオンガクの最大の魅力である価値判断の曖昧さにいささか疲れたというか...なんかそういう感情がゴルフにハマった事をきっかけに湧き出て来た。ん〜、逆かもしれない...疲れたからこそ頑張れば確実に結果として報われるゴルフ(=スポーツ)というものにモチベーションがシフトしたのかもしれない。
閑話休題。
今日夕方ニュースを見ていると今年の東大入学式の様子が取材されており、記者に将来の夢を尋ねられたとある東大新入生が「将来の夢はミュージシャンで有名になりたい!」と言って自分の部屋のベッドの上に立ち、無邪気にノリノリでベースを弾いてる様が映し出されて...絶句した。そしてその直後、一視聴者(オレ)にある種の気恥ずかしさ、情けなさを感じさせたその賢いドアホウに対して強烈な殺意を感じたw。ほんまは職業上、前途有る若者がオンガクを志すのを祝福しサポートしていかねばならぬ立場なんだろうけども、なんだろね...コイツには怒りしか湧いて来なかったねw。このセンスと偏差値の必ずしも比例しない感じ、まあそれだけオンガクは寛大だと言えるんですが、そういう本質みたいなものを垣間みて、いや〜な感情を抱いてしまった。
特にオンガクに関しては「なんじゃコレ?」撲滅運動を起こしたい...端的且つデフォルメして言えばこれはマザーシップのライフワークと言っても良い。でも幾ら頑張っても正当な評価と対価を得る事はオンガクの本質(=価値基準)が「曖昧」である以上難しい。日々それとの闘い。今そう言う事に正直少し疲れを感じている。
あ、でも仕事の手を抜くとか言う事じゃありませんよ。それはむしろ逆です。ある種の怒りが内包されてますから、手なんて決して抜けません。ましてや人様の事を手伝ってお金貰うわけですしね。このトピックの問題はあくまで自分自身のスタンス。ちょっとした勇気と創意工夫が必要のようです。
4/14/05:08
コメント
努力とか自分の調子が、結果に直結していく、その様が逆に心地よいのかも。
個人競技やし。
自分のしたことに感謝されるお仕事っていうのはステキやとおもうのですわ。
あ、あと、ゴルフというスポーツに限って言うと、審判が居らずルールブックはプレーヤー個人が持ち自分自身を採点する競技と言う点が他のスポーツとの相違点ですね。ここんとこも惹かれる一因です...ってゴルフの話しは要らんて?w。この度はおめでとうございますm(_ _)m僕も流行りの「コンカツ」頑張りますw。