結局今日は昼間に新規のお客さんが入ったのでゴルフは行かず...で、仕方なく溜まったスタジオ雑務をこなそうと思ったが、まあちょっと...色々と一悶着あって...結局ほとんど何もせずというか、何も出来ず...忌まわしい言霊のマイナスパワーに気力体力共に奪われ、その後まるで死人のように寝落ちしてしまった....早よ抜け出したいのぅ。
もとい。
話を無理矢理戻しますが、今週は新規のお客さんが非常に多い。年末イベントに向けての「にわか需要」というのは結構あって、実は毎年12月〜年始にかけては新規のお客さんが多かったりします。今日は3組も新規客だったので、初回使用説明(ウチは造りが特殊なのでこういう面倒くさい事をやってるのです..)が立て続けだったので結構疲れました。
ココからはちょっと商売の話で、行きつけのヘアサロンの大将が教えてくれたんですが、こういうハコ商売の新規客のリピート率ってのは総じて約1~2割くらいで、残り8割以上は流動的らしい。実際ウチの会員名簿を古いのから見渡しても、統計的にはホントに何となくそのくらいでした。それを理解した上で、例えば規模の小さいハコで売上を伸ばそうとする場合に効率の良い手間の掛け方は、その流動層の8割を追いかけるのではなく、残ってくれてる1~2割のお客さんの消費行動を上げる、要するに客単価を上げるサービスを提供することがキーポイントらしいです。無論、常に新規を獲得しないとその2割層もジリ貧ですから、その対策もしながら、片方で客単価を上げる(=常連顧客満足度を上げる)努力をする...と。コレ大事です。
さらにそれに関連する話ですが、以前ハードレインでCHAINS、ASTROLOVE、長谷川健一でライブをした時に、みんなフツーに手持ちの物販CDをいつものように陳列していたら、長谷川君が思いっきり手作りの特製BOXセット(宅録の未発表曲やライブの流し録りのCD-Rなどをコンパイルしたもの...らしい。BOXのガワもおもくそ手作り。)を一点だけドンとそこに置いたんです。そのお値段なんと7000円!。で、「こんなん買う奴居るんか〜?」とみんなでからかってたら、なんと、その商品、ライブ終了後に売れました!w。で、勝ち誇った顔で会場を後にするハセ健をASTROLOVEの中村君と恨めしい目で見送ったって話をね、ウチを割と良く利用して下さってる大友良英さんに話したら、ご自身のFilament Boxとリンクしてこんな話になりました..........コレからも続く音楽不況(CD不況)時代のCDパッケージの正しい出し方の一つのモデルケースとしては、フツーに2000円のCDを1000枚売るより、コアなファン層が満足する濃いパッケージ、例えば未発表音源を含む限定BOXセット=お値段1万円!とかを流通を通さずライブ会場限定発売で合計200セット売るっていう方向性で行った方が、販売実数も動員実数も結果的には伸びるんじゃないか?と。........この発想ってマイノリティー、アンダーグラウンドに生息する人でも数字のゼロを一個減らしたらコンテンツ次第ではやりようがある、活路を見出せるかも?とボクも思います。
皆さん、一度、試してみてはどうでしょう?....と無責任な提案をしてみる。
ということで、ゴルフ練習は今日行きます。別に報告せんでええことやけど。
あ、散髪もいかないと。
うえ〜っ、今日も4時過ぎた(=m=;)
とりあえず寝よう。
12/18/04:30
もとい。
話を無理矢理戻しますが、今週は新規のお客さんが非常に多い。年末イベントに向けての「にわか需要」というのは結構あって、実は毎年12月〜年始にかけては新規のお客さんが多かったりします。今日は3組も新規客だったので、初回使用説明(ウチは造りが特殊なのでこういう面倒くさい事をやってるのです..)が立て続けだったので結構疲れました。
ココからはちょっと商売の話で、行きつけのヘアサロンの大将が教えてくれたんですが、こういうハコ商売の新規客のリピート率ってのは総じて約1~2割くらいで、残り8割以上は流動的らしい。実際ウチの会員名簿を古いのから見渡しても、統計的にはホントに何となくそのくらいでした。それを理解した上で、例えば規模の小さいハコで売上を伸ばそうとする場合に効率の良い手間の掛け方は、その流動層の8割を追いかけるのではなく、残ってくれてる1~2割のお客さんの消費行動を上げる、要するに客単価を上げるサービスを提供することがキーポイントらしいです。無論、常に新規を獲得しないとその2割層もジリ貧ですから、その対策もしながら、片方で客単価を上げる(=常連顧客満足度を上げる)努力をする...と。コレ大事です。
さらにそれに関連する話ですが、以前ハードレインでCHAINS、ASTROLOVE、長谷川健一でライブをした時に、みんなフツーに手持ちの物販CDをいつものように陳列していたら、長谷川君が思いっきり手作りの特製BOXセット(宅録の未発表曲やライブの流し録りのCD-Rなどをコンパイルしたもの...らしい。BOXのガワもおもくそ手作り。)を一点だけドンとそこに置いたんです。そのお値段なんと7000円!。で、「こんなん買う奴居るんか〜?」とみんなでからかってたら、なんと、その商品、ライブ終了後に売れました!w。で、勝ち誇った顔で会場を後にするハセ健をASTROLOVEの中村君と恨めしい目で見送ったって話をね、ウチを割と良く利用して下さってる大友良英さんに話したら、ご自身のFilament Boxとリンクしてこんな話になりました..........コレからも続く音楽不況(CD不況)時代のCDパッケージの正しい出し方の一つのモデルケースとしては、フツーに2000円のCDを1000枚売るより、コアなファン層が満足する濃いパッケージ、例えば未発表音源を含む限定BOXセット=お値段1万円!とかを流通を通さずライブ会場限定発売で合計200セット売るっていう方向性で行った方が、販売実数も動員実数も結果的には伸びるんじゃないか?と。........この発想ってマイノリティー、アンダーグラウンドに生息する人でも数字のゼロを一個減らしたらコンテンツ次第ではやりようがある、活路を見出せるかも?とボクも思います。
皆さん、一度、試してみてはどうでしょう?....と無責任な提案をしてみる。
ということで、ゴルフ練習は今日行きます。別に報告せんでええことやけど。
あ、散髪もいかないと。
うえ〜っ、今日も4時過ぎた(=m=;)
とりあえず寝よう。
12/18/04:30
コメント
と、日々数字触ってると、すぐ読んでしまいます。w
geek心をくすぐられるのは、超有効です、確かに。
マニアまでいかなくても、スライのボックス買ったりしましたしね。
まあ、あれは普通に流通に乗ってましたが、結構持ってるけど、ステキおまけがついてると、うっかりだぶっても買うっていういい例かと。
でもねえ、ほんま手作りですよw。ボックスのガワとか自分で厚紙で凝ってこさえて、超一点モノ。中身は宅録&ライブのエアー録りCDR....まあそう言うのがかえっていいんでしょうけどね。でもその横には別のちゃんとした製品盤も置いてあるんですけど、そのハセケンフリークの女の子は迷わずその手作りボックスを買ってました。業務スタジオである立場としては敗北感満載ですなo(_ _o;)w
だってうちのレーベルも「最も手堅いのは手売り。CD売り上げの収入を黒字にするのは流通を自主にして損益分岐点を下げるしかないのかも」という結論に。要は手売りと自分のHPでCDを売るのが手堅いということですわ。
昨今かつての80年代70年代に売れたアイドルのBOXが連発されるのは大友さんの言ってることと流通はともかく実はいっしょ。2000円のベストCDも1万以上のBOXも、売り上げがあまり変わんないそうですわ。ならば限定で1万以上のBOX売ったほうが得。あとアメリカのライノとかHip-Oがやっている限定再発シリーズっていうのもこれに近い。再発のシーンでは結構ポピュラー。
ただ、新譜の場合、長谷川健一君にしても大友良英さんにしても2000円の流通に乗せているCDをリリースし、ライヴを行い顧客をつけた状況下でこれを行っているわけで、何度ライヴをやってもお客さんがつかない、CDもリリースしたことがない、そんなミュージシャンがやっても難しいでしょうなあ。当たり前だけど。
CHAINSも「お蔵入りの秘蔵デモ」とか「酔いどれライブの奇跡が起こったの瞬間」の音源とかRにコンパイルして1万円 限定20個!とかで売り出そうかな( " )「いいちこ」のミニボトル付きとかw。