ポストロックの名盤誕生！
2008年6月27日
憂いのある響きのギターに雰囲気の有るウィスパーボイスが絡む...ストレートがシュート回転しながらど真ん中に入ってくる（ホームランボールて事ねw）ような、今時こんなに「ポストロックの王道」を真っ正面から突き進むユニットもかえって珍しいかもしれない。しかしその音楽性は、仮に、同じ京都のここら辺の音の代表選手であるaudio safariの音符の扱いがクラブ寄りだとすると、shiba in carのそれは紛れもなくロックである。あとshiba in carの何が素晴らしいってね、ソングライティング、特にメロディーがとても良いのです。使い古されたポストロックの方法論じゃこんな曲は絶対に書けないですよ。
しかし今回のセッションは本当に苦労したo(_ _o;)。このアルバムはマザーシップでなければ完成していないと断言出来る。それくらい音楽的に...というより人間的に、いや、ほんと色んな意味で忍耐力を要するしんどいセッションだった。だいたい始まったの昨年の年末だし。こんなに「音出していない時間」が長いセッションも無いorz。色んな暗礁に乗り上げながら、しかしその割に不思議とそういったゴタゴタがテイクに対して致命的なダメージとならず、それどころか透き通ったニュアンスのまま完成したのは不幸中の幸い...か、はたまた、実はそれがshiba in carの制作スタイルなのかw、そこらへんは何枚か作ってみないとハッキリしないが、とにかく、名盤（当社認定）が誕生したことは間違いない。欲を言えば、そのゴタゴタをもうちょいどうにかしてもらってw、TDであと三日...いや二日でもいいからスタジオ側に猶予を戴けてれば、もうちょい細部を追い込めたなぁ...まあそこらへんの事は次回の課題で！次回があるかどうか分からんがw。
でもホントに純粋に良い作品だと思う。ポストロック、ソフトロック愛好者のみならず、沢山の人に是非聴いてもらいたい。あんまり音楽に詳しくなくても、例えばカヒミカリィ、ラブサイケデリコ、チャラ辺りが好きな人なら自然にスーッと入ってくる音楽だと思います。パッケージのアートワークも京都インディーズらしからぬセンスの良さ！w。
発売は8/6ですが、6/28の東京青山「月見ル君想フ」でのライブから会場で先行発売されるようです。京都は発売日直前の7/26（土）の新風館のイベントに呼んでますので、是非足を運んで買ってあげて下さい。
さて、期せずして当初のバジェットを上回る費用をウチにもおとしてもらったわけですし、僕に出来る範囲で来月からのプロモーションで尽力しようと思います(.. )何か決まればココでも随時告知することにします。
ひとまず、完成おめでとう(/-o-)/ わーい。
shiba in car オフィシャルサイト http://www.shibaincar.com/
6/27/01:30
コメント