イベントの模様はこちらに更新されていますよ〜。
http://music075.exblog.jp/
来月もおたのしみに！
イベント終了後、いつものごとく反省会。ネット配信本格化を睨んだレーベル運営のあり方などについて小一時間程H氏と話し合う。
WEB2.0以降ここ数年の通信革命の影響は単なるコミュニケーションツールとしての領域にとどまらず、全ての産業における商売の仕組みを根底から変えちゃうもので、それは18〜19世紀のイギリス産業革命以来の劇的な変化とも言われるくらい。その中で、特に僕のように音楽産業の枠組みに寄生する者の激アツトピックは、専ら音楽ソフトの「ノンパッケージ化」の功罪で、今後益々進むであろう音源の制作費及び販売価格の低下が業界に及ぼす影響と、それに対するリアクションをどう取るべきか...正直難しい問題です。
そんな事を考えながらテレビを付けると、スマステで80年代の邦楽ベスト20というタイトルで懐かしくて気恥ずかしい映像がたくさん流れてた。その中では自分は初期の米米と爆風しか興味なかったがw、それを見て思い直す。
やはり20年後に見ても気恥ずかしくもなく、単なるノスタルジーでもなく、いつ聴いても「生きたコンテンポラリーな音楽」として聴ける音源を作る事に集中すべきだなと。ただそれだけ。シンプルな事。耳を澄ませばいいだけ。変にブレなきゃ良いだけ。もちろん流行り歌も悪くはないけど、スタジオやっててもどうせ大儲けなんて出来ないならば、一つでも多くの普遍的な作品作りにマザーシップは尽力したいなあと思う。それがマザーシップの良心かなと(.. )なぁ〜んてアツい事をちょっと考えちゃいました。
明日は3ピースバンドのマスタリングと来週あるRECの打ち合わせとshiba in carのトラック整理...来週は忙しい。
5/11/01:36
コメント
ラリーさんのように、ホンマもんの音楽の価値を知っている
人が、明日の音楽を生み出すかもしれない若手に、きちんと
教育を施していただければ、20年後も文化は絶えないでしょう。
お隣の国のように「文化大革命」なんて愚行が起こらなければ、
の話ですが・・・
これも曲がった教育の産物と言えなくもないですがねぇ。
お天気に負けず、気持ちよく唄わせてもらいました。
ありがとうございました！
世に送り出してくれたらいいのに、とおもう今日この頃。
街に出ると、ラジオをつけると、頭がいたくなる音のあふれる日々。
iPodが手放せないわけです。
ネットにより情報は無料で頒布され、いつでも誰でも必要な情報を簡単に手に入れる事が出来る分、リアルコミュニティーの必要性とか意義がその部分に於いて薄れてるから、多方面で教育ってのは難しい課題になってるね。
文化って「伝承」によって維持されて行くものだから、「サーバーに情報上げてますんでー」じゃあねえw。そう言う実地行為を伴う能動的な掘り下げが行われず、ワンクリックでほとんど全ての事がまかなわれるイージーなネット使用は興味あるものにしか反応しない風潮を助長してるよね。野菜残して肉しか食わないとか、毎日ラーメンとお菓子しか食わないとか偏食もそう言う影響あると思うし。やっぱ無理矢理にでも野菜食わされる場所は社会に必要なんだけどね〜。まあウチはお客さんの求めるサ−ビスを提供してお金をもらう仕事だけど、自分自身そういう「伝承」意識は持ってるどっちかと言うと叩き上げの古いタイプの人間だから、可能な範囲で「おせっかいおやじ」にはなろうと思ってますよ...てかもうなっててウザイ感じなのかもw。
そうそう、中国ってお国柄か昔っから作って壊すの好きだよね〜w。あ、おれ中華料理とチャイナドレス好きだから前世多分中国人なんだけどさw、なんか中国のすったもんだ見ると自分の愚かな部分を見てるようでいつも歯がゆくなるんよね〜。中国が人類滅亡の引き金を引く国にならない事を祈るばかり(~人~)。
おつかれさま。あなたに対して偉そうに言える立場に特に居ませんが、歌上手くなってたよね。おふくろも言ってましたよ。今度は機会があれば夫婦でお願いしまーす。
＞にゃあさん
音楽制作にコストがかからなくなる分、そういった普遍音楽がパッケージ時代よりも沢山出てくる可能性はあるんじゃないかな( " )？ただまあネコも杓子もアーチスト！って時代になるとタイトル多すぎて取捨選択大変だと思うけど。
ウチのiPodはウチの休憩ラウンジで日々アトランダムな選曲を提供してくれてたんだけど、ある日突然ストされてからはしばらくα流してたけど、MCがちょっとごちゃごちゃするので、今は一日一枚「今日のCD」って感じで丸一日同じアルバムをリピートさせてます。
ちなみに昨日はトータスTNT、今日はゲッツ＆ジルベルト。