ブース改装後の

今日はフローリングにしてから初めてのリハーサルのお客さん。まだCHAINSでも使用してないから自分でも音状変化はよくはわかりません。が、常連様からお褒めの言葉をいただきました。ホッ。

話はかわるが、最近の若いバンドマンはセンスは悪くないのだが（むしろ平均的にはよくなってるよね）楽器を鳴らす！という事に対する意識が足りなさすぎるような気がする。楽器って本体が振動する（まあその前に「心奮わす！」方が先だけど）事でその振動が空気振動で人の耳に伝わるわけですよね？ならば楽器をしっかり振動させるってことが音楽をやる上で一番の基本/初動行為なはずです。しかしこの事に対して普段から気を払っているミュージシャンなんてほんとに少ないんちゃう？生楽器の編成で日頃からやっている人はこの点ではレベルが高い人が多いと思う。電気の力を借りないからね。やっぱ漫然とロックをやってるバンド...ここら辺に当てはまる人が多いだろう。鳴らせてない音を電気で増幅しても頼りなさ/欠点を不必要に広げてるだけでみっともない。

単なる音量の話じゃないよ。物理的/精神的ダイナミクスの問題ね。激しさの表現は強く弾けばいいってもんじゃないし、逆に静寂は弱く弾けば再現できるもんでもない。そこら辺のセンスが今ある楽曲センスに加えて備わってくれば若いバンドでももっとライブが面白いバンドが増えると思うのだけど...。

こういう事言うたびに「歳とったなあ〜」とかおもうけど、最近自分でもその重要性に気がつく＆再現できる歳にやっとなったんだなと理解するようになった。なので正々堂々「スタジオのうっとしいおっさん」化してやるっ（-。- ）y-~11/14/16:47